一折りの祈り道|曲と歌詞

歌詞 音楽 Jul 15, 2026
一折りの祈り道 カバーアート(2026年6月28日)

一折りの祈り道

2026年6月28日

紙を折る、という動作だけで一曲になりました。

書き上げてから気づいたのですが、これは私が日ごろ仕事で考えていることと、 同じことを歌っていました。「答えより先に、折り目を見る」。 急いで正解を出そうとするより、まず角をそろえる。言葉になる前の白い余白を、そのまま置いておく。 そうすると、言えなかったものが、少しずつ形になっていきます。

大きく盛り上がるのは、最後の一度だけです。それも、まぶしくならないようにしました。 遠い光は、まぶしさを連れてこない——そういう曲にしたかったからです。

歌詞

紙の山に、川みたいな線 指先の稜線、すっと立つ 言葉になる前の白い余白 息を置いて、待つ夜
急ぐ正解は、まだ遠い 答えより先に、折り目を見る 白い余白が、机でうなずく 次の一折り、角が決まる 折り紙の粒、手のひらで鳴る 遅いリズムでも、ちゃんと進む
迷いはほどける、畳み直して 角度が変わる、ほんの少し 白い余白に、微かな光 言えない祈りが、形になる
一折りごとに、未来はひらく 折るたび、紙がそっと道になる 一折りごとに、未来はひらく 指先の稜線、きらっ オレンジの鳥が、小さく鳴って 押しつけない光を、次へ渡す
役割をまたいでも、視線は手元 近道じゃなく、手触りを信じたい ほどけた角を、また立ち上げる 未完成のまま、紡ぐ続きがある やわらかな夜を、ほどくように 小さな明日へ、指を添える
届かない距離でも、手は温かい 遠い光は、まぶしさを連れてこない 言えない祈りを、折り目に置く 次の一折りで、私の明日になる
一折りごとに、未来はひらく 指先で稜線が立つ、ここで 一折りごとに、未来はひらく 白い余白に、息の光がほどける オレンジの鳥が、体温を残して ふっとひらく、また折ろう
手の上の紙が、静かにほどけて 名もない実り、胸に残る

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