QAILaboratory|海外事例 2026.5.3週
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📮 QAILaboratory|他社事例を集める前に、AIで支える判断1つを書く
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こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。
AIの他社事例を集めても、自社の使い道は決まりません。先に、自社の意思決定の中から「AIに整理を支えてほしい1つ」を選んで書き出してください。
■ なぜ今これか
今週、OpenAIがAIコンサル企業Tomoroを買収し、Tesco、Virgin Atlantic、Supercell、Mattel、Red Bullといった非テック企業への社内常駐型AI導入に踏み出しました。AI提供企業が直接、業務組み込みを請け負う流れが本格化しています。一方で、外から事例が増えるほど、自社の判断軸を先に決めていない経営者は迷い続けます。
■ よくある誤解
「事例をたくさん見れば、自社に合うAIの使い方が見える」と考えがちです。実際には逆で、自社の意思決定をどう変えたいかを1つ決めてからでないと、事例は比較材料になりません。事例の前に、自分の判断テーマです。
■ QAIとしての見立て
1. 今回やるべき判断
経営者として毎月繰り返している意思決定の中から、AIに整理を支えてほしい1つを選びます。たとえば、月次レビューの論点抽出、新規顧客の優先順位付け、外部委託先の比較材料の整理、などです。その1つに対して、AIに「何を」「どの粒度で」「どの形で」出してほしいかを1枚に書きます。
2. まだやらなくてよいこと
具体的なツール選定、社員アカウントの開設、社内研修の準備、利用ガイドラインの整備は、AIで支える判断1つが1枚に書けたあとで構いません。先にツール比較から入ると、自社の判断軸ではなく機能比較に時間を吸われます。
3. 残る成果物
AI支援対象の意思決定1枚定義。判断テーマ/頻度/必要な前提情報/AIに出してほしいアウトプット形式/自分が最終的に何を決めるか、を1枚にまとめたものです。これが、これから集めるあらゆる事例の比較軸になります。
■ 今週やること
ご自身が毎月繰り返している意思決定の中から1つだけ選び、AI支援対象の意思決定1枚定義を初版で書いてください。
▶ AI導入よくある質問
https://qailaboratory-faq-pa-6pks.bolt.host
情報管理/誤情報/社員教育/他社サービスとの違い/始め方の順序の5カテゴリで、未導入の段階で迷いやすい論点に答えています。1枚を書く前後の不安整理に使ってください。
事例を集める作業は、自社の判断1枚を書いてからの方が短く済みます。先にご自身の判断テーマだけ、書き出してください。
QAILaboratory 代表 鳴海
「AIで事故らない」運用設計の専門家。
トヨタ系列のエンジン開発担当を経て、パナソニックAP・
トランスコスモス・日産自動車の開発部門など、
現場の複雑さを知る企業のAI導入に携わってきた経験から、
「ツールより先にルールを決める」設計を大切にしています。
ジェームススキナー氏からの学びをクライアントに合わせてわかりやすく提供。
現在は製造業・サービス業・IT企業など、十数社を支援。
1社ずつ深く入るスタイルでAI導入・運用設計の支援を続けています。
30日で土台・90日で定着。検収条件は事前に明文化します。
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