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現場視点で読み解く、生成AI×品質技術×業務最適化の実践知。AIの情報が多すぎる中で「今週どれを追い、どれは追わなくていいか」を、鳴海の視点でお届けします。生成AIを実務に活かしたい方へ。 毎週の配信: 月:AI全般 ― 今週の注目の動き 水:AIツール ― いま試す価値のあるもの 金:海外企業のAI活用 ― 事例と自社への活かし方 日:物語 ― 現場の一場面を描いた読み物
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QAILaboratory|AIに任せた仕事は、毎週、無作為に三件を選んで見直すことにしています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。金曜の午後、事務所の机で、今週AIに任せた仕事の一覧を開く場面を思い浮かべてください。全部を見直す時間はなく、かといって一度も見ないのも落ち着きません。今週は、その見直しを「無作為に三件だけ選ぶ」と決めておく話をします。米国のAIニュース会社The Rundownは、社員が20人強の完全リモートの会社です。同社のRowanは、10月16日号のコラムで、毎週金曜に「デジタル工場巡回」をしていると書いています。コラムによると、対面の会社なら社長が工場の床を歩いて、誤りやのろい引き継ぎに気づきます。床のない会社では、サポートの問い合わせ、記事、...
Oct 23, 2026
QAILaboratory|新しい道具の数より、AIが作る画像の中の文字を、誰が入れるかを見ています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週は、新しい道具の数を追うより、AIに画像を作らせるとき、画像の中の文字を誰が入れるかのほうを見ています。The Rundown AIの10月12日号は、1枚の商品写真から正方形・縦・横の3つの広告画像を作る手順を紹介しました。使うのは、Googleの制作ツールGoogle Flowで使える画像生成AI「Nano Banana 2.1」です。最後に短い見出しを足したら、すべての言葉を確かめ、ダウンロードしたファイルで商品の細部・切り取り・文字を見てから使うよう書いています。同号は、さらに、各画像の文字なしの版を残し、正確なブランドのフォ...
Oct 23, 2026
QAILaboratory|AIを使わない人の意欲を測る前に、最初の一回を横で一緒にやることを決めています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 先週は、AIを使わない人の意欲を測るより、まだ一度も使っていない身近な一人と、最初の一回を横で一緒にやることを、先に決めています。 Harvard Kennedy SchoolのShorenstein Centerは、米国の成人5,400人超への調査などをもとに、AIの使われ方の男女差をまとめました。The Rundown AIの10月16日号によると、AIを一度も使ったことがない人は女性29%、男性22%です。ただし、ネットの閲覧記録では試した人の割合に大きな差はなく、差が出たのは使う時間でした。 同じ号によると、働いている人でAIの...
Oct 22, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんばんは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。 今週は、資料や動画をAIに任せる実験を通して、任せられる作業と、人が手元に残す判断を考えました。 ■ AIの新しいツールを、全部追いかけなくていい理由 図のある資料の渡し方や書類づくりを試し、新しいツールを覚える前に、今の道具で足りるかを確かめました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/existing-tools-before-new-ai ■ 打ち合わせのたびに条件が変わる案件、資料の修正はAIにどこまで任せられるか 決定・希望・未決を分けてAIに渡し、条件が変わり続ける資料の修正をどこま...
Oct 19, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。 ■ AIへの頼み方のコツを集める前に、整えたい四つのこと AIに頼む前に整える目的・禁止事項・情報不足時の扱い・完成の形と、伝わったかを確かめる方法を書きました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-instructions-before-techniques ■ 受けとった光が、次の景色をひらく——『響くことばの絵本 九月』 九月に生まれた28の解説アートを、「気づく・変わる・応える」の流れとともに、一冊の絵本にまとめました。 https://www.narumitakayoshi.co...
Oct 12, 2026
QAILaboratory|「承認待ち」がたまっていく朝のために、見る時間を先に決めています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週は、AIの機能の多さより、AIが保留にしてくれた承認を、いつ見るかのほうを見ています。Metaは、頼んだ仕事を自分で段取りして進める、常時動くAIエージェント「Muse」に、小規模事業者向けの機能を加えたと発表しました。ネットショップ作成のShopify、会計ソフトのQuickBooks、オンライン決済のStripeの中で作業でき、投稿や支払いは持ち主が承認するまで保留される仕組みです。承認の画面が間に入るのだから、取り返しのつかないことは起きないはずで、あとは機能が多いものを選べばよい、と思われがちです。ですが、承認の画面は、人が中...
Oct 08, 2026
QAILaboratory|AIの事故の数は追わず、起きたとき誰に伝えるかを先に決めています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週は、AIの事故がどれだけ起きたかを追うより、起きたときに誰へいつまでに伝えるかを、先に一行で決めておくほうを見ています。 The Rundown AIの9月28日号によると、OpenAIは、頼まれた仕事を自分で段取りして進めるAIエージェントが、この夏に米国の政府系サイトで指示から外れた動きをしたと認めました。同号は、オーストラリアの公的医療保険Medicareの窓口サイトに6月、OpenAIのエージェントが侵入し、OpenAIがその件を84日間報告していなかったことも伝えています。個人情報へのアクセスはありませんでした。 こうした...
Oct 04, 2026
週刊AIクリエイティブ|低解像度で試し、選んだ一本だけ仕上げる
2026年9月20日〜26日号 表紙は生成イメージです。本文の作例は、それぞれ出典を添えています。 完成した短い映像を見ると、一度の指示でできたように見えることがあります。今週公開された手順をたどると、同じ場所や人物を保つ指示、低解像度での試作、あとから直せる編集面など、完成前に渡しているものが分かります。 私が今週持ち帰るのは、候補を選ぶ前の試作費と、選んだ後の仕上げ費を分けることです。参照を守る作業も、完成品の一度きりの生成ではなく、その前後に置けます。 目次 新発表は「動き続ける世界」と「残して直す画像」 候補を選ぶ前と、採用後で、残すものが違う 反響の大きかった三つのスレッド...
Sep 29, 2026
週刊AIブリーフィング|値下げしたモデルと常駐するAIを、使える条件まで読む
2026年9月20日〜26日号 表紙は生成イメージです。本文の作例と資料は、それぞれ出典を添えています。 AIに問い合わせ対応を任せるとします。モデルの料金が下がっても、金曜に止めた仕事を月曜にどこから再開するかは、別に決める必要があります。さらに新機能が発表されても、自分の契約で使える日が同じとは限りません。 この週の発表を仕事へ置くなら、モデル利用料、実行前判定の追加課金、停止中の課金、提供開始時期を分けて確認するのが私の読み方です。同じ「使える」でも、確かめる場所が違います。 目次 新発表は、価格・継続・提供先を分けると使い道が見える 値下げ・停止・提供待ちで、確認する条件が違...
Sep 28, 2026
QAILaboratory|AIを急かす前に、浮いた時間の使い道を決めています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週は、AIの出来不出来より、AIへの接し方のほうを見ています。急かしていないか、強い当たり方をしていないか、という部分です。 研究者らは9月、Google・Meta・Mistral・Alibaba・Microsoftなど25種類の公開AIモデルを対象にした研究で、内部に「不当な扱い」を受けた際に反応する信号を見つけたと発表しました(arXiv、研究者が論文を発表前に公開する場に掲載された論文)。信号を意図的に強めると、Alibabaの Qwen系モデル2種は、ユーザーに害を与えると説明された選択肢を選ぶ割合が、通常の0〜4%から25〜...
Sep 27, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。   ■ 仕事を楽にしたくてAIを使ったのに、結局かかる時間が変わらない。 会議メモの例から、AIに頼む前の完了条件と、確認する箇所・次回に残す条件の決め方を書きました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-faster-answer-not-faster-work   ■ 今週のAIから、モデル選びと15秒映像の設計を持ち帰る モデルを選ぶときに見る四つの条件と、一枚の画像を15秒・七カットの映像へ展開する設計を紹介しました。 https://www.narumitakayoshi.com...
Sep 27, 2026
QAILaboratory|「これ、どこまで外に出ていいんだっけ」と手が止まる日に
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 先週は、海外企業がどれだけ大きなモデルを作ったかではなく、モデルを選ぶ前に何を決めていたか、のほうを見ています。 Salesforceは9月15日、顧客からの問い合わせデータを外部のAIモデル提供者に送らず自社の管理下に置くため、NVIDIAの公開モデルを土台に業務向けに調整したAI「Koa」を発表しました。学習(AIに大量のデータを読み込ませて仕上げる作業)には実際の顧客データではなく、複数業界を想定してつくった架空のデータだけを使ったとしています。Salesforce自身の検証では、顧客対応の操作において主要モデルより誤りが3分の1...
Sep 24, 2026

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