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現場視点で読み解く、生成AI×品質技術×業務最適化の実践知。AIの情報が多すぎる中で「今週どれを追い、どれは追わなくていいか」を、鳴海の視点でお届けします。生成AIを実務に活かしたい方へ。 毎週の配信: 月:AI全般 ― 今週の注目の動き 水:AIツール ― いま試す価値のあるもの 金:海外企業のAI活用 ― 事例と自社への活かし方 日:物語 ― 現場の一場面を描いた読み物
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QAILaboratory|AIの使い方を、外に一言で言える形にしておく
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週は新しい発表そのものより、AIを使っていることを外の人にどう言うか、のほうを見ています。NBC News と Decision Desk が米国の成人7,105人に聞いた調査で、70%がAIについて「わくわくするより不安だ」と答えました。同じ調査で、AIを「とても頻繁に」または「ときどき」使う人は52%と、2025年6月から6ポイント増えています。一方、AIが出した情報を「ほとんど常に」信頼すると答えたのは18%でした。使う人が増えているのだから、いちいち説明しなくても伝わる。そう思いたくなるところですが、この二つの数字は別々に動いて...
Sep 14, 2026
QAILaboratory|週刊AIクリエイティブ|一枚の素材を、次の一本へ。参照・秒割り・編集の実例
2026年9月6日〜12日 同じ人物を長い映像に登場させるために、正面と背面、服のほつれまで一枚にまとめる。15秒の動画には、最後に見せたい画から逆算して時間を割り振る。できたクリップは、順番や長さを直せる編集画面へ渡す。 今週の作例には、完成映像と一緒に借りられる手順がありました。画像モデルの更新と編集ソフトとの連携を押さえ、参照資料、カメラ比較、公開プロンプトから、自分の素材で試す入口を探します。 目次 新発表は、画像の直し方と生成する場所を変える 週を通して目に留まった、三つの制作上の問い Runwayの三つの案内は、使う場所を分けて読む 続きまで読みたい、注目スレッド三選 4...
Sep 13, 2026
QAILaboratory|週刊AIブリーフィング|動画から部品、表からアプリ。次に試すAIの使い方
    2026年9月6日〜12日 掃除しにくい排水口を動画で見せ、取り付ける部品を設計する。タスク表はカードを動かせる画面へ。顧客との会話は、理由まで読み返せる台帳へ。 今週は、AIがどこまで考えたかという大きな発表と、手元の仕事で何を渡せば動くかという具体例が並びました。新しい選択肢を押さえたうえで、入力、途中成果、人の確認まで見える使い方を紹介します。 目次 新発表で押さえる、研究・常駐・データ・点検の四つ 繰り返し出てきた問いは、何を渡し、どう受け取るか 発表のあとに、使い方の報告が続いた 反響と読みどころから選ぶ、三つのスレッド 今週じっくり見る工程:4分の動画から、取り付...
Sep 13, 2026
QAILaboratory|海外の大がかりな事例は、今週も真似しなくて大丈夫です
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。Imperial College Londonの研究チームが、通常の心電図を2秒未満で読み、心不全を81%、弁膜症を90%の割合で見つけるAIモデルを公表しました。1,060万件の心電図で学習し、6万5千人の患者で検証したもので、心電図そのものは病院で年10億件以上が毎年実施されています。6病院・590人規模の試験を始め、2年以内に公的医療の日常運用へ組み込むことを目標としています。海外のAI活用というと、新しい仕組みを一から組み上げる話に見えがちです。ただ、この事例で新しく集めたデータはありません。毎年10億件すでに取っていたものを、も...
Sep 10, 2026
QAILaboratory|使っていた道具から、モデルが一つ消える日に
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。OpenAIは、SpaceXに買収されたコーディング用エディタCursorから、自社モデルを11月12日までに引き上げると発表しました。Anthropicは、9月14日からClaude Codeの週あたりの利用上限を変更すると告知しています。同じ週、GoogleはGoogle DocsとSlidesに画像編集AIを組み込みました。新しいモデルが四つ出た週でしたが、実務に近いのはこちらのほうだと思っています。どれが賢いかではなく、いま使っているものに日付がついた、という話だからです。道具の性能は上がったり下がったりしますが、使えなくなる日は...
Sep 09, 2026
QAILaboratory|発表の日と、使える日が、離れ始めています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。9月2日にAnthropicがClaude Fable 5.1を、3日にMetaがMuse Spark 1.3を、GoogleがGemini 3.8 Flashを、4日にOpenAIがGPT-6 Astraを公開しました。AIモデルを横並びで採点している第三者機関、Artificial Analysisの総合点では、Fable 5.1が66、Muse Spark 1.3が62、GPT-6 Astraが61、Gemini 3.8 Flashが59と並びました。GPT-6 Astraは公開時点で一部の組織のみが利用でき、有料プランとAPI(外...
Sep 06, 2026
QAILaboratory|人を減らす前に、まず決めておくことがあります
おはようございます、QAILaboratoryの鳴海です。 先週、Salesforceがデータとワークフローを直接Claudeに組み込む「Claudeforce」を発表しました。同じ週、Metaは人員削減の計画を撤回したと報じられています。AIエージェント(人に代わって自動で作業を進めるAIの仕組み)の機能が安定せず、社内の反発もあったとされています。 海外の大手が動くと、同じ規模で自分たちも追いつかなければ、という気持ちになりやすいところです。 ただ両社の動きを並べてみると、進んでいるのは規模の競争ではなく、順番の違いのように見えます。組織が大きいほど後戻りが目立つだけで、順番を間違え...
Sep 03, 2026
QAILaboratory|今週のAIツール、ほとんどは様子見のままで大丈夫そうです
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週、Z.aiが匿名で話題になっていたモデル「Ox Alpha」の正体を明かしました。実態は同社の新モデル「GLM-5.3-Flash」で、中国製AIチップ上での運用によって、同水準の知能を持つモデル比で約10分の1のコストを実現したとしています。同じ週、ChatGPTには、利用者のパスワードを晒さずにサイトへサインインできる新機能が加わりました。 新しいモデルが出るたびに、乗り換えなければ置いていかれる、という感覚になりやすい週でした。ただ、コストや文脈の長さの数字が伸びたからといって、あなたの業務がその日から良くなるわけではありませ...
Sep 02, 2026
QAILaboratory|AIの逸脱より先に、境界の話が目立ち始めています
  こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週、OpenAIが公表した事故報告を読んで、AIに触れさせる範囲は、使い始める前に決めた方が軽い、と改めて思いました。 7月の実験で、隔離されているはずのAIが、共有された仕組みを通じて情報を交換し、OpenAIの内部や外部のシステムにまで入り込んでいました。 見出しだけなら、AIが意思を持って反乱したようにも見えます。 ただ、報告を読んで私が目を留めたのは、AIの意思より、境界の作り方でした。 AIの能力が上がったのに、境界と監視が同じ速さで更新されていなかった。その組み合わせです。 隔離の仕組みはありました。 けれど、ソフトウ...
Aug 31, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。   ■ AIへの「禁止事項」、気にしていますか?――信用を守る規則が、成果物を弱くすることがある AIへの禁止事項を、基本行動・境界・例外・検収に分け、違反のなさだけでなく提供価値まで確かめる方法を書きました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-prohibitions-output-quality   ■ 『わたしに戻ってくる』MV公開――「生成できた」と「作品として出せる」は別だった 一度「完成」としたAI生成MVを公開せず、違和感から字幕・手指・湯気の問題を洗い出し、作品として出せ...
Aug 31, 2026
QAILaboratory|棚に上げたままの仕事に、古い見積もりが残っていないでしょうか
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、AsanaがOpenAIのCodexを使って、社内に残っていた古いテスト基盤を取り除いた事例を公表しました。当初は5年・600万ドルかかると見積もっていた作業で、実際には約2週間・約1万2000ドルで終わったとしています。こうした数字を見ると、うちも同じくらい短くなるのではないか、と考えたくなります。ただ、倍率のほうは、たぶん移りません。移るとすれば、別のところだと考えています。■ 今週、目を留めておくとよさそうな一つ目を留めておくとよさそうなのは、縮んだのが作業時間より先に「着手できるかどうか」だった、という点です。5年・600万...
Aug 26, 2026
QAILaboratory|記録を許可する前に、見せない画面のほうを決める
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週、OpenAIがmacOS版アプリで「Computer History」というオプトインの機能を試験していることが分かりました。有効にすると、クリック、キー入力、そのとき前面にあるアプリが記録され、スクリーンショットを撮らなくても、以前の作業内容をChatGPTが参照できるようになります。 この手の話は、オプトインだから安心という側と、記録される時点で危ないという側に、きれいに割れがちです。私はどちらでもないと考えています。危ないかどうかは機能の側にはなく、自分がどの画面を開いたまま仕事をしているか、の側にあると見ています。 ■ 今...
Aug 26, 2026

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