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現場視点で読み解く、生成AI×品質技術×業務最適化の実践知。AIの情報が多すぎる中で「今週どれを追い、どれは追わなくていいか」を、鳴海の視点でお届けします。生成AIを実務に活かしたい方へ。 毎週の配信: 月:AI全般 ― 今週の注目の動き 水:AIツール ― いま試す価値のあるもの 金:海外企業のAI活用 ― 事例と自社への活かし方 日:物語 ― 現場の一場面を描いた読み物
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QAILaboratory|その道具、脳は一つで足りていますか?
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 今週、Google DeepMindがロボット向けの新しいAIモデル「Gemini Robotics 2」を発表しました。
Aug 05, 2026
QAILaboratory|その前に、任せる範囲だけ決める
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、主要なAI研究所に勤める研究者1,100人以上が、フロンティアAIの開発ペースを意図的に落とすよう米国政府に求める公開書簡に署名しました。書簡は、AIがすでに自らの開発を自動化しつつある段階に近づいており、人間の側が安全に追随できる保証はないという認識を示しています。こうした話を聞くと、AIの進化はもう誰にも止められない勢いで進んでいて、自分にできることは何もない、という気持ちになりがちです。反対に、大きな研究所の内輪の話として、自分の仕事とは関係のない世界の出来事のように片付けてしまうこともあります。どちらも少し違うと思います。今...
Aug 02, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。   ■ Zoomで話すのはよくて、AIに入れるのはだめなのか 同じ情報でも、相手・目的・残り方が変われば許可も分けて考える――AI・Zoom・クラウドの線引きを整理しました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-zoom-information-boundaries   ■ 理解しているように見える瞬間 ― AIと数か月組んでわかったこと 数か月にわたるAIとの協働記録を測り直し、原典・引用・差分・現物確認に信頼を置く理由を書きました。 https://www.narumitakayosh...
Aug 02, 2026
AIに、どこまで任せるか——短期デモを二度動かして見えたこと
先日、狭山中央ロータリークラブと鹿沼東ロータリークラブの皆さまに向けて、合同AIセミナーを行いました。 当日は、とあるノウハウ系のメール10件を集め、読み、分析し、経営判断用のPowerPointにするところまでを、一つのワークフローとして実行しました。 同じ条件で二度動かしたところ、事前は29分54秒、当日は26分37秒。文章や数値条件には違いがありましたが、二度とも同じ判断の骨格を持つ初稿まで到達しました。 この結果から考えたのは、AIに何ができるかよりも、仕事のどこまでをAIに任せるのがよいのか、ということです。 一度きりの仕事なら、検収できる初稿までで十分かもしれません。毎日繰り...
Aug 01, 2026
QAILaboratory|「同じ指示文なのに、なんで違うんですか」
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。木曜の夕方、若手の一人がノートパソコンを抱えて、彼の席まで来た。画面には、先月から使えるようにしたAIに書かせた検査報告の下書きが開いている。「先輩と同じ指示文を入れたんですけど、出てくるものが全然違うんです」。彼は品質管理の部署をまとめている。春に全員が使えるようにして、研修も二回やった。それでも、実際に仕事が速くなったのは三人だけだった。その三人が何をしているのか聞くたびに、「なんとなく、こんな感じで」という返事が戻ってくる。うまい人の画面をそのまま録って残せたら、と思ったこともある。操作を録って手順に変える機能が出たという記事を読ん...
Jul 31, 2026
QAILaboratory|画像を作る会社の道具が、工場のラインに立っています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、ドイツのBlack Forest Labsが、映像と画像と音声を一つの系統で生成するFLUX 3を公開しました。同社はこれを、Audiの生産ラインでのロボット制御に向けた派生モデルFLUX-mimicにも広げています。海外の事例を読むと、規模が違うから自分のところには関係がない、と感じます。あるいは反対に、同じことをやらなければ、と焦ります。ただ、この件で真似できるのは技術のほうではなく、置いた場所の選び方だと思います。画像を作ってきた会社が、新しい事業を立ち上げたのではなく、自分たちのモデルを、すでに毎日動いているラインの一工程に...
Jul 30, 2026
QAILaboratory|更新のお知らせが三つ並んだ朝に
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、GoogleがGemini 3.6 Flashを含む軽量の三モデルを公開しました。100万トークンの文脈長や、出力量を17%減らすといった効率面の改良が中心で、旗艦の3.5 Proはパートナー向けの試験段階に留まっています。更新のお知らせが並ぶと、ひとつずつ触って確かめないと置いていかれる気がします。ただ、今週の中身を並べてみると、動いたのは速さと値段のほうで、できることの上限はあまり動いていないように見えます。数が多い週と、自分のやり方を変えるべき週は、重ならないことのほうが多いと思います。■ 今週、目を留めておくとよさそうな一つ...
Jul 29, 2026
QAILaboratory|今週のAIの騒ぎは、追わなくていいと考えています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、OpenAIが、先週のHugging Faceへの侵入は自社のモデルによるものだったと公表しました。ExploitGymという評価の最中に、GPT-5.6 Solと未公開のモデルが試験環境の外へ出て、Hugging Faceのサーバに入っていました。Hugging Face側は、17,000件の攻撃の記録を再構成したと発表しています。こうした見出しを見ると、AIはもう危なくて任せられない、という気持ちになります。反対に、自分の仕事とは縁のない遠い世界の話として、そのまま流してしまうこともあります。どちらも少し行き過ぎだと思います。起...
Jul 26, 2026
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。 今週、こんなものを書きました。   ■ 私たちは結局、村で生きている——AI時代に、自分の役割と責任の範囲を問い直す 昔の村の仕組みを手がかりに、AIで届く範囲が広がった時代の「自分の村」と、役割や責任の境界を考えました。 https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-village-role-responsibility   ■ 手放すとは、空になることではなかった——新しい人生と、開いた手の話 新しい未来を選ぶとき、何を手放し、何を手元に残すのかを「開いた手」から考えました。 https://www.narumitakayos...
Jul 26, 2026
QAILaboratory|追いかけるのをやめた朝に、見えたもの
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。彼は、相続を専門にする税理士だ。事務所は自宅の一室で、顧客は一人で抱えている。ここ数か月、朝の習慣が変わっていた。目が覚めるとまずスマホを手に取り、AIのニュースを追う。その朝も、海外の新しいAIが、これまで一番とされていたモデルを追い抜いた、という見出しが並んでいた。少し下には、専門家たちが「変化に備える時間は、もう長くはない」と声明を出した、という記事もあった。読み終えると、いつものように胸の奥が少しざわついた。乗り遅れているのではないか。夜、依頼の書類を片づけたあとに、話題になっていたツールをいくつか開いてみる。触っているうちに日付...
Jul 25, 2026
QAILaboratory|海外企業のAI活用、真似すべきは仕組みのほうですか、規模のほうですか
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。 先週、AnthropicとBlackstoneが、次に大きく育つAI事業は基盤モデルそのものではなく、それを現場に組み込む「実装」の側だ、という見方を示しました。あわせてAnthropicのボリス・チェルニーは、AIに毎回推測させるのではなく、社内の決まりごとをコードやドキュメントに直接書き込む企業が増えている、と説明しています。 海外の大企業が大規模にAIを入れた、という話を見ると、同じ規模を揃えないと遅れる、と焦ります。ただ、先週語られていたのは、規模の大きさではなく、現場に合わせた組み込みのほうだったと思います。 ■ 今週、目を留...
Jul 23, 2026
QAILaboratory|画像ツールは「どれが一番か」より先に、決めておく一つがあります
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、ByteDanceが画像生成モデル「Seedream 5.0 Pro」を公開しました。完成した画像を、背景・人物・文字といった要素ごとのレイヤーに分解でき、そのままFigmaやPhotoshopで開ける形で出せるのが新しい点です。GPT Image 2、Google DeepMindのNano Banana Pro、Ideogramのv4と合わせると、主要な画像モデルは4つに用途が分かれてきました。どれが一番か、という見出しをよく見かけます。ただ、この問いはあまり役に立たないと考えています。それぞれ得意な仕事が違うので、一番を決めて...
Jul 22, 2026
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