QAILaboratory|その前に、任せる範囲だけ決める
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。今週、主要なAI研究所に勤める研究者1,100人以上が、フロンティアAIの開発ペースを意図的に落とすよう米国政府に求める公開書簡に署名しました。書簡は、AIがすでに自らの開発を自動化しつつある段階に近づいており、人間の側が安全に追随できる保証はないという認識を示しています。こうした話を聞くと、AIの進化はもう誰にも止められない勢いで進んでいて、自分にできることは何もない、という気持ちになりがちです。反対に、大きな研究所の内輪の話として、自分の仕事とは関係のない世界の出来事のように片付けてしまうこともあります。どちらも少し違うと思います。今回の書簡が示しているのは、作っている本人たちが「どこまで任せてよいか」に迷い始めているという事実で、これは組織の規模にかかわらず、AIを使う人全員に共通する迷いだと考えています。■ 今週、目を留めてお...
今週、こんなものを書きました|AIと、ことばと、音楽
こんにちは。鳴海です。
今週、こんなものを書きました。
■ Zoomで話すのはよくて、AIに入れるのはだめなのか
同じ情報でも、相手・目的・残り方が変われば許可も分けて考える――AI・Zoom・クラウドの線引きを整理しました。
https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-zoom-information-boundaries
■ 理解しているように見える瞬間 ― AIと数か月組んでわかったこと
数か月にわたるAIとの協働記録を測り直し、原典・引用・差分・現物確認に信頼を置く理由を書きました。
https://www.narumitakayoshi.com/blog/ai-long-session-context-verification
■ 「使えた」を「次にも使える」へ
合同AIセミナーの短期デモを二度動かし、「使えた」を「次にも使え...
AIに、どこまで任せるか——短期デモを二度動かして見えたこと
先日、狭山中央ロータリークラブと鹿沼東ロータリークラブの皆さまに向けて、合同AIセミナーを行いました。
当日は、とあるノウハウ系のメール10件を集め、読み、分析し、経営判断用のPowerPointにするところまでを、一つのワークフローとして実行しました。
同じ条件で二度動かしたところ、事前は29分54秒、当日は26分37秒。文章や数値条件には違いがありましたが、二度とも同じ判断の骨格を持つ初稿まで到達しました。
この結果から考えたのは、AIに何ができるかよりも、仕事のどこまでをAIに任せるのがよいのか、ということです。
一度きりの仕事なら、検収できる初稿までで十分かもしれません。毎日繰り返す仕事なら、さらに開発し、人は確認と承認に集中する形まで育てられます。
当日の記録と、二度の実行から見えたことを記事にまとめました。
▼「使えた」を「次にも使える」へhttps://www.naru...
QAI Laboratory