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QAILaboratory|AIを使わない人の意欲を測る前に、最初の一回を横で一緒にやることを決めています

Oct 22, 2026
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こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。

先週は、AIを使わない人の意欲を測るより、まだ一度も使っていない身近な一人と、最初の一回を横で一緒にやることを、先に決めています。

Harvard Kennedy SchoolのShorenstein Centerは、米国の成人5,400人超への調査などをもとに、AIの使われ方の男女差をまとめました。The Rundown AIの10月16日号によると、AIを一度も使ったことがない人は女性29%、男性22%です。ただし、ネットの閲覧記録では試した人の割合に大きな差はなく、差が出たのは使う時間でした。

同じ号によると、働いている人でAIの研修を受けていない人は女性64%、男性49%でした。同調査は、研修と励ましが、男女どちらでも使う頻度と自信の高さに結びついているとしています。

AIを使わない人は、関心が低いか、機械が苦手なのだろうと見えることがあります。ですが、今回の数字では、試した人の割合に大きな差はなく、差が出たのは使う時間と研修の有無でした。これは、関心の差に見えるものの一部が、教わった機会の差である可能性を示しています。

■ 使う人と使わない人の差は、意欲より、最初の一回を誰かと一緒にやれたかどうかで見ると、手を打てます

差を意欲で見ると、こちらから打てる手がなくなります。意欲は外から変えにくい一方で、最初の一回を誰かと一緒にやったかどうかは、今週のうちに変えられます。

今週のThe Rundown AIの5号には、毎号、読者の使い方の投稿が1本ずつ載っていました。5本のうち2本は、手元にあった紙の書類の写真を撮って、AIに頼むところから始まっています。10月13日号は、車の整備の6ページの書類を、必要な項目と任意の項目に分けてもらった例です。10月15日号は、動物病院の請求書の項目のうち、不要と思われるものを挙げてもらった例です。

最初の一回の題材は、特別なものでなくて足りると、私は見ています。その人がすでに中身を知っている書類なら、返ってきた答えが合っているかどうかを、その人自身が自分の知識で判断できるからです。

研修というと大きな講座を思い浮かべがちですが、調査が結びつけたのは「研修と励まし」でした。隣で一緒にやって、返ってきた答えに「合っていますか」と声をかけることも、小さな励ましの形だと考えています。AIを使えるようになる過程は、説明を聞いた日に終わるのではなく、自分の仕事の一枚で実際にやってみた日から続いていきます。

■ 最前線の研究所の中の話は、今週も、眺めるだけで足ります

追わなくてよいのは、AIの最前線で何ができるようになったかを伝える話題です。The Rundown AIの10月13日号によると、Andrej Karpathyは、最先端のAIに触れているのは研究所の中の約5,000人と見積もり、世界の約60億人はAIをほとんど使ったことがない、と投稿しました。同誌の10月14日号によると、Anthropicの共同創業者Jack Clarkは、AIが自分で自分を改良できるようになる時期の見立てを、2028年から2027年へ前倒ししました。

約5,000人しか見ていない場所の話は、自分の職場で次に何を決めるかを変えません。今回の調査で差が出ていたのも、最前線に届くかどうかではなく、使う時間と研修という、手元の話でした。

■ 決めるなら、まだ一度も使っていない身近な一人を選び、その人の手元の書類を一枚使って、最初の一回を横で一緒にやります

決めるのは、職場や身の回りでまだ一度もAIを使っていない人を一人選び、その人が今週手元に持っている書類を一枚使って、最初の一回を横で一緒にやることです。書類は、請求書、見積もり、お客様への案内文の下書きのように、その人が中身を知っているものが向いています。

頼み方は、書類を見せたうえで「この案内文を、初めて読む人の立場で読んで、分かりにくい所を一つ挙げてください」くらいで足ります。こちらが操作を教えるのではなく、返ってきた答えを一緒に読み、合っているかどうかをその人に判断してもらいます。始める前に、書類にお客様の名前や個人情報が入っていないかだけは、一度見ておきます。

確かめ方は、終わったあとで、その人が次にAIに頼みたいことを一つ、自分の言葉で言えたかどうかです。

使わない人の意欲を測るより、最初の一回を隣で一緒にやるほうが、その人にも自分にも、次の一週間を軽くしてくれると思っています。

よろしければ、こちらから。AIを始める前に出やすい不安を、情報の扱い、進め方、向き不向きなどに分けて、よくある質問の形で置いています。

https://qailaboratory-faq-pa-6pks.bolt.host

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代表 鳴海貴慶

HP https://qailaboratory.narumitakayoshi.com

ブログ https://www.narumitakayoshi.com/blog/

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