QAILaboratory|新しい道具の数より、AIが作る画像の中の文字を、誰が入れるかを見ています
こんにちは、QAILaboratoryの鳴海です。
今週は、新しい道具の数を追うより、AIに画像を作らせるとき、画像の中の文字を誰が入れるかのほうを見ています。
The Rundown AIの10月12日号は、1枚の商品写真から正方形・縦・横の3つの広告画像を作る手順を紹介しました。使うのは、Googleの制作ツールGoogle Flowで使える画像生成AI「Nano Banana 2.1」です。最後に短い見出しを足したら、すべての言葉を確かめ、ダウンロードしたファイルで商品の細部・切り取り・文字を見てから使うよう書いています。
同号は、さらに、各画像の文字なしの版を残し、正確なブランドのフォントとロゴは、いつもの制作ツールで足すことを勧めています。
画像をAIに作らせるなら、見出しも店名も電話番号も、一度に入れてもらうのがいちばん早いと思われがちです。ですが、画像の中の文字は、見る人が最初に読む部分であり、一字違えばそのまま困る部分でもあります。早さと確かめやすさは、同じやり方では両立しにくいと考えています。
■ 画像づくりで見ているのは、絵の出来より、文字を入れる役を誰が持つかです
文字は、絵と分けて自分の道具で入れるほうが、確かめやすくなります。文字なしの版が手元にあれば、同じ絵に別の日付や別の見出しを、確かめた文字で何度でも足せます。ガイドが文字なしの版を残すよう勧めているのも、この使い方に向いているからだと、私は見ています。
絵の雰囲気や構図はAIに任せ、一字違えば困る文字だけを、人の手に置きます。人を外すのではなく、人がいちばん要る場所に置く、という分け方です。たとえば医院名、電話番号、診療時間、金額は、元の原稿と並べて見比べられる形で入れておきます。
■ 新しい道具は、今週も18個並びましたが、名前を知っておくだけで足ります
追わなくてよいのは、毎日並ぶ新しい道具を、一つずつ試して見極める作業です。今週のThe Rundown AIの5号(10月12日から16日)にある「Trending AI Tools」欄を数えたところ、広告枠を除き、重複を除いて18個の道具が並んでいました。
同じ週には、Googleが対話AIのGemini 4 Argonを一般提供しました(10月14日号)。Metaは、公開重み(誰でも手元に置いて動かせる形)の大型モデルMuse Spark Openを出しました(10月16日号)。OpenAIも、音声AIのGPT-Live-1.1を出しています(同号)。
名前を知っておけば、会話に困ることはありません。自分の仕事で、次に画像や文書や計算を頼む場面が来たら、そのときその作業に合う一つだけを試せば足ります。試す基準は、その道具が、自分の仕事のどの作業を、どれだけ確かめやすくするかです。
■ 決めるなら、次に画像をAIで作るとき、名前・日付・金額の文字は自分の道具で入れます
決めるのは、次にAIで広告やお知らせの画像を作るとき、医院名・日付・金額・電話番号のような文字は、AIに入れさせず、自分がいつも使う制作ツールで載せることです。AIに入れさせた場合も、文字なしの版を必ず残しておきます。
載せたあとは、元の原稿と並べて、一字ずつ見比べます。画像に人物や、お客様の情報が写り込んでいないかも、出す前に一度見ておきます。
確かめ方は、出来上がった画像の名前・日付・金額・電話番号を、元の原稿と一字ずつ見比べて、すべてが一致していたかどうかです。
新しい道具の数より、文字を入れる役を決めておくほうが、次に画像を作る日を落ち着いたものにしてくれると思っています。
QAILaboratory
代表 鳴海貴慶
HP https://qailaboratory.narumitakayoshi.com
ブログ https://www.narumitakayoshi.com/blog/
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