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QAILaboratory|AIツール活用2026.5.3週号

May 26, 2026
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📮 QAILaboratory|新しいAIツールを増やす前に、入力NG/OKラインだけ決める
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おはようございます、QAILaboratoryの鳴海です。

次々に出る新しいAIツールを増やす前に、自社の「入力NG/OKライン」を先に型化してください。

■ なぜ今これか
今週もAlibabaのQwen3.7-Maxが35時間の連続自律実行を打ち出すなど、AIがより長く自走できるツールの発表が続きました。AIが一度に処理する範囲が広がるほど、何を入力してよいかが曖昧なままだと、ミスが起きたときの影響も大きくなります。

■ よくある誤解
「便利なツールを選び続ければ、いずれ会社の型になる」と捉えがちです。実際は逆で、ツールを足すほど使い方は属人化し、代表しか回せない状態が固定されます。再現性を生むのはツールではなく、入力の線引きの型です。

■ QAIとしての見立て

1. 今回やるべき判断
代表が普段AIに任せている業務を1つ選び、扱う情報を「このままAIに入れてよい」「入れる前に加工・伏字が必要」「入れてはいけない」の3つに仕分けます。ツールの新旧ではなく、入力の線引きを先に固定します。

2. まだやらなくてよいこと
新しいツールの比較検討、有料プランへの移行、複数ツールの併用は、入力NG/OKラインを1業務分つくったあとで構いません。線引きが無いままツールを増やすと、どのツールに何を入れたかを誰も追えなくなります。

3. 残る成果物
AI入力NG/OKライン表。1業務につき、入力してよい情報/加工が必要な情報/入力禁止の情報/判断に迷ったときのテスト質問を1枚にまとめたものです。代表以外の社員が見ても同じ判断ができる形にしてください。

■ 必要なら OK/NG ライン
- OK:社外に公開済みの情報や、固有名詞を伏せた一般的な相談をAIに入力する
- 注意:顧客名や取引条件を含む文面は、伏字や要約に加工してから入力する
- NG:未公開の見積条件や、契約前の交渉情報をそのままAIに貼る
- 保留:社内の人事・評価に関する情報。扱い方針が決まるまで入力しない

■ 今週やること
代表が今週AIに任せる業務を1つ選び、AI入力NG/OKライン表の初版を1枚書いてください。

▶ AI入力NG/OKテンプレ
https://www.narumitakayoshi.com/pl/2148741973
入力NG/OKライン/テスト質問/ズレ修正手順の4点セットで、AI運用の最小構成を10分でつくれます。無料で配布しています。

ツールはこれからも増え続けます。増えるたびに迷わないために、入力ラインの型を1つ先に残してください。


QAILaboratory 代表 鳴海

「AIで事故らない」運用設計の専門家。

トヨタ系列のエンジン開発担当を経て、パナソニックAP・

トランスコスモス・日産自動車の開発部門など、

現場の複雑さを知る企業のAI導入に携わってきた経験から、

「ツールより先にルールを決める」設計を大切にしています。

ジェームススキナー氏からの学びをクライアントに合わせてわかりやすく提供。

現在は製造業・サービス業・IT企業など、十数社を支援。

1社ずつ深く入るスタイルでAI導入・運用設計の支援を続けています。

 30日で土台・90日で定着。検収条件は事前に明文化します。

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